研究者が仕事に集中できる環境を。
研究者が仕事に集中できる環境を。
- File:005※2023年4月1日現在A.Yさん(2020年入職)
- 研究支援推進本部事務部 研究費管理課 事務総合職
私の仕事とやりがい
研究費の応募から実績報告までの研究者の支援を行う部署に所属しています。研究費の執行のサポートおよび管理、各種報告、申請手続きが業務の中心です。各研究費のルールに基づき、研究費で購入する物品や国内外の出張費等について、支出可能かどうか内容確認を行います。他にも、各研究費の応募書類等の確認や収支報告、成果報告に伴う書類の作成、申請手続きを行います。研究費の種類は多岐にわたり、研究費毎にルールは異なります。各研究費ルールを把握することは大変難しいですが、求められる対応の一歩先を予想し、準備を整え対応を行うように心がけています。そのうえで問い合わせにスムーズに回答した際や手続きが滞りなく進んだ際に「理解できた、ありがとう」のような言葉を返していただいた時は非常に嬉しく、研究費についてより詳しくなりたいと思います。
事務員として
研究、特に研究費の管理に携わる中で常に求められる対応より一歩先を予想したうえで準備を行う事に気を付けていまです。今、必要とされている内容に加え、関連する書類はないか、質問を受ける点はないかなどを考え、不測の事態にも素早く対応ができるような準備を心掛けています。まだまだ未熟であり、目の前の業務で手一杯になることや準備したものが的外れであったり、空振りに終わることもあります。しかし、失敗の要因を検証し改善を行うことで、今後のための良い経験・知識になると前向きに捉えています。また、入念な準備は業務の幅を増やすことに繋がると考えています。その経験を無駄にせず、着実に業務の幅を広げていきたいと考えます。
藤田学園を選んだ理由
教育と医療、二つの業界に携わりながら、多職種の方々と仕事が出来ると考えたからです。私は塾講師のアルバイトをしていたこともあり、就職活動を始める前から、教育に関わる仕事に関わりたいと考えていました。就職活動を始め、様々な業界を見る中で、医療業界への関心も高まりました。藤田学園では、教育と医療に携わることができ、かつ大学、病院、研究、法人本部の様々なフィールドで事務職員として幅広く働くことが出来ることを知り、入職を希望しました。また、他職種の方や様々な立場の方ととコミュニケーションをとる機会が多いことは藤田学園の魅力であると考えます。自分と異なる専門性や価値観を持つ方々と仕事を行えることは刺激的であり、多くの学びを得ることが出来ます。このことがやりがいを持ち仕事に取り組む事が出来る理由の一つであると思います。
印象に残っているエピソード
入職し少し慣れたころ問い合わせへの回答や業務改善の提案で発言に迷うことがあり、悩んでいた時期がありました。まだまだ未熟であるという自覚や的を外した回答や意見によって信頼を失くす不安に囚われ空回りしていました。その時、先輩が伝えてくださったアドバイスは常に意識しています。「自分の言葉で説明できる回答や改善案は積極的に伝えるべきであること。」「自分の言葉で伝えるためには必要な準備を怠らず、考えの道筋を明確すべきであること。」「考えの道筋が明確であれば、間違いがあったとしても、周囲がすぐに正すこともできる。場合によっては新たな切り口になる可能性があること。」このアドバイス以降、情報を収集し、整理する事を常に意識するようになり、積極的に問い合わせ対応や会議の場で発言が出来るようになりました。今後もこのアドバイスを胸に業務にあたりたいと考えます。
今後挑戦したいこと
短期的な目標として研究費に関連する知識の取得を目指しています。研究費の管理では関連する法律や指針、人事・経理・法務などの幅広い知識を求められる場面が多々あります。可能な限り広範な知識を習得し、更新し続けることが必要です。現状より一歩進んだ対応をするためにはより広範かつ専門的な知識習得が必要であると感じています。長期的な目標として、自分が担当する業務に対し専門性を持ちつつ、時勢の変化に柔軟に対応し、付加価値をつけ、事業の発展に繋がる仕事を継続的に行える職員になることを目指しています。そのために社会人として常に学び続ける姿勢を持ち、先輩方にご指導いただきながら、様々な経験を積み、一歩ずつ着実に成長し、どの部署でも活躍できるように、事務職員としての基礎を固めたいと考えます。
一日のスケジュール
休日の過ごし方
ゴルフの練習をしています。社会人になってから運動の機会が減ってきていたので、今まで触れたことのないスポーツを始めようかと考えていました。その中で職場でゴルフを趣味にされている方にゴルフの魅力を教えていただいたことで興味が湧き、始めることとなりました。実際に練習をしてみると想像より数段難しく、これまでにないほど苦戦しています。仕事と同様少しずつ修正箇所を見つけ、改善を繰り返すことでゆっくりですが、着実に上達しています。デスクワークが中心のため、体を動かすことが良いリフレッシュになっています。また、職場の方々とも共通の話題にもなり、コミュニケーションが取りやすくなったとも感じています。職場の方々と実際のコースを回れることを楽しみにしながら、これからも練習に行こうと思います。