藤田学園採用サイト

どれだけ有益な画像を提供できるか。
FUJITAの一員として日々努力です。
どれだけ有益な画像を提供できるか。
FUJITAの一員として日々努力です。

File:002H.Sさん(2019年入職)
放射線部 CT検査室 診療放射線技師

私の仕事とやりがい

外来患者さんや入院患者さんのCT検査を担当しています。さらに月に2回ほど夜勤業務があり、救急車で搬送された患者さんのCT検査やレントゲン撮影をしています。診療放射線技師はレントゲン画像やCT画像を撮ることだけではなく撮影した画像を誰よりも早く確認できる立場でもあるので、お腹の中の出血や脳の出血、肺などの救急処置が必要な所見等を見逃さないようにいつでも集中を切らさず業務をおこなっています。撮影した画像データに対して疾患に合わせた最適な画像処理を行うだけでなく、骨や臓器・血管を立体的に可視化できる3D画像処理を作成し、診療科の医師とディスカッションを行っています。装置本来の性能を引き出し、患者さんにとって有益な画像を提供することでより質の高い診療に繋がる一部を担っているということがやりがいです。

診療放射線技師として

診療放射線技師は医師や看護師とは異なり、一人の患者さんと何度もお会いしたり、会話をさせていただいたりする機会は比較的少なく感じます。さらに、藤田学園にはたくさんの患者さんがいらっしゃいますのでその分検査数も多く、ますます患者さんお一人に対する時間が短くなってしまいます。業務が繁忙の時もありますが、私は患者さんとの一期一会の出会いを大切にしたいと思っています。病院には患者さんお一人お一人が様々な事情や背景を抱えていらっしゃることを忘れず、患者さんに寄り添った接遇ができるよう心がけています。「撮影時に出来るだけ被ばくを抑えつつ情報量の多い画像を提供する」ことはもちろんですが、患者さんが感じる検査の不安や心配ごとを察知し取り除けるような技師になりたいと思います。

藤田学園を選んだ理由

藤田学園には全国有数の高性能な装置があり、その装置を操作して検査をする技師がとても格好よく見えて、その姿が印象的で私もこうなりたいと思ったのが、藤田学園を選んだ理由です。実際には忙しい日々を送っていますが、学生の頃憧れていた方と一緒に働けることがとても嬉しく、また仕事に対する姿勢を見て刺激を受けています。病院には新しい装置がどんどん導入され性能がよくなっていくので、臨床にどう生かしていくか実験や検証をしながら考えることも楽しいです。多職種との関わりが多いことも就職して気づいた点でした。医師や看護師とコミュニケーションをとりワンチームとなって医療ができるとても良いところです。

印象に残っているエピソード

自分が撮影した画像や処理した3D画像が、手術方法の決定の際に役立てられていたり、手術室のモニターに表示され医師が確認していたの見て、実際に臨床で使われていると実感したときです。同時に診療放射線技師という仕事に対する責任感をとても強く感じました。微細な脳血管の3Dを作る際は手術中に傷つけてはいけない重要な血管を分かりやすく表示したり、脳腫瘍の手術前の検査では、腫瘍の部位等によってアプローチする位置が異なり、診療科がどのような画像を望んでいるのか医師や上司に助言していただきながら、有用な画像を作成したいと思うようになりました。

今後の目標

検査に関する知識や技術の向上はもちろん、困っている後輩にアドバイス出来る頼れる存在になりたいです。そしていつか尊敬する上司のように、診療科に対してより良い撮影方法や画像処理の方法を提案し、診察や治療の役に立ちたいというのが今後の目標です。そのためにはさまざまな疾患や解剖についてもっとたくさん勉強し知識をつけていかなければいけません。「疑問が一番の近道」だと教わりました。日々の業務も頑張りながら、勉強も一生懸命していきたいと思っています。

一日のスケジュール

休日の過ごし方

お買い物や部屋の掃除、雑誌やテレビで見つけたおいしそうなごはん屋さんに行ったりしています。お散歩も大好きで、食べたら動く(歩く)をモットーにしています。また、学生時代から所属している応援団で演舞の練習をしています。仲の良い友達と学ランを着て踊っています。応援団というと周りからビックリされますが、息を合わせて一糸乱れぬ動きで演舞をするというのはとても気持ちが良いです。その分練習はキツイです…。“応援合戦で感動を届けたい”という想いで、観てくれている方々を応援するため愛知県を中心に全国各地、いろいろなところで活動しています。

インタビュー一覧へ戻る